安政4年(1857)6月14日、武四郎一行は名寄へ向かう途中シュポロの大急流に差し掛かった。ここは幾度となく事故が起きた為、明治43年にスーポロを通過する川舟の安全を祈願する「金比羅大権現」の石碑が建てられた。一行はそこを無事通過して名寄川との合流点に広がる平地で一泊している。武四郎は名寄川を上り下川との境界付近のチノミへ着いた。さて武四郎が美深町から名寄市までを踏査したときに右手に連なる山を越えるとウリウ方面へ行けると教えられた。その最初の町、幌加内町もご紹介しよう。

第8話 天塩川と名寄川の合流点 名寄市と武四郎 (平成27年11月9日の週放送分)←ここをクリック

解説:名寄市北国博物館 鈴木邦輝氏
幌加内町の紹介:幌加内町 産業課商工観光係 係長 野村道宏氏

激流 名寄01 名寄川河口宿営地 ゆりかごブルーアワー 野村1 『赤い傘』 OLYMPUS DIGITAL CAMERA